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健康コラム

過ぎたるは及ばざるに劣る

その49.「笑い」は最高の“クスリ”!! 
感動・感謝・常に前向きに!

生理学博士 久間 英一郎


 ガンに打ち克つ方法として、(1)食を変える(2)身体を温める(3)笑うの3つがよく言われますが、今回は、この「笑う」をテーマに書きます。  「笑い」は、ストレス漬けの現代人にとって最も必要なもので、そして健康的でお金もかからず、しかも自分も周りも幸せにしてくれるものだからです。  医療ジャーナリストの船瀬俊介氏は、「笑いの免疫学」の冒頭で次のように言っています。
 「数々のガン代替療法の中で、最良の“クスリ”を私は発見した。それが『笑い』なのだ…。そこで『笑いの効用』について内外の文献から様々な資料を渉猟し徹底的に調べてみた。驚いた。『笑いの効用』は私の予想を遥かに超えるものだった。」と氏の驚嘆ぶりが伝わってきます。
 「笑いの効用」は、まず何と言っても免疫力をアップすることです。ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を増やして抗ガン作用を高めたり、体内に侵入した病原菌等を撃退するのです。
 倉敷スバル病院院長の伊丹仁朗医師は、吉本興業のお笑いを19名のガン患者に見せて大笑いさせ、その前後に血液検査をしたところ、ほとんどの患者のNK細胞の活性が増強されたそうです。その後も様々な研究がなされ、「笑いで85%にNK細胞が増加」したり、「最大でNK細胞が6〜7倍増」という結果が報告されるに及んでは、「笑いの効用」は、見事に証明されているのです。大笑いすればする程、その効果は高くなるそうです。
 また、大笑いすると酸素の取り込みが通常の3〜4倍に上がり、脳に酸素がよく行き渡り、頭がよくなったり、記憶力の向上等、脳の若返りに役立つ他、ストレス解消に繋がります。
 次に「笑い」は、アトピー性皮膚炎他のアレルギーも改善します。  「笑ったアトピー患者の9割が治り、笑わなかった患者は1割しか治らなかった。」という報告もあります。「大笑い」して身体がリラックスすると、アレルギーの原因たるIgE抗体が減少し、アトピーが改善するのだそうです。アレルギーの赤ちゃんをもつお母さんは、是非とも授乳時は笑ってあげて欲しいものです。
 さらに「笑い」は、リウマチにも著効があります。
 日本医科大学の吉野慎一教授は、関節リウマチの患者さんたちに、落語家、林家木久蔵の落語で大笑いさせた後、関節リウマチを悪化させるインターロイキン-6の値を測ったところ、その値は劇的に下がっていたそうです。そして、「現在あるどんな薬を使っても、短期間でこれほど数値を下げることはできない。」と感動するのです。これを伝え聞いた木久蔵師匠は、「笑いはリウマチにキクゾー」と言ったとか、言わなかったとか…  次に「笑い」は、糖尿病にも効きます。
 筑波大学名誉教授、村上和雄博士は、吉本興業の協力を得て次のような実験をしました。糖尿病(II型)患者に、一日目、食後に大学教授の講義を聴かせた後、二日目、同じく食後、漫才コンビB&Bの漫才で大笑いさせた後にそれぞれ血液検査をしたところ、講義後は空腹時血糖に比べて123も上昇したのに対し、漫才で大笑いした後は、77しか上がらなかった。その差は何と46も。漫才は講義より4割近く血糖値上昇を抑えてくれる、つまり「笑い」は、最高の血糖抑制剤と言えることが証明されたのです。
 この実験結果の発表の後、博士のもとにこのような問い合わせがあったといいます。「B&Bという糖尿病に効くお薬は、どこで売っているのですか?」
 ところで、「笑い」だけが薬ではありません。感動・感謝・喜び・祈り等々ポジティブ(前向き)な心の持ち方も、また様々な眠っている遺伝子をスイッチオンさせ、人の生命力向上に役立つのです。まさに心と身体は一体なのです。東洋医学が教える「身心一如」(身体と心は一つの如し)なのです。
 以上の考えは、また新潟大学教授、安保徹博士の「免疫論」、即ち、ストレス等で緊張した交感神経を和らげ、リラックスすることによって副交感神経優位を実現し、免疫力を向上させようとする考えと軌を一つにするものです。
 今日、「笑い」は単なる娯楽の域を遥かに超え立派な学問となっています。
 人がストレスで病気(気の病)を作り続ける限り、「笑い」は最高の“クスリ”であり続けるでしょう。



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